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Apple Watchは「すばらしいスタートを切った」と述べて記録的好決算だったApple、各デバイス販売台数はこうなった



Appleが2015年7月21日に第3会計四半期(4月から6月)の決算を発表しました。売上高、純利益ともに市場予想を上回り、極めて好調な業績であることが明らかになっていますが、Apple Watchについては「すばらしいスタートを切った」と述べるにとどまり、依然として具体的な販売数については明らかにしませんでした。



Apple - Press Info - Apple Reports Record Third Quarter Results

https://www.apple.com/pr/library/2015/07/21Apple-Reports-Record-Third-Quarter-Results.html



Apple posts another record quarter, with over $1 billion in Apple Watch sales | The Verge

http://www.theverge.com/2015/7/21/9010797/apple-q3-2015-earnings



Appleが発表した第3四会計半期決算の内容は、売上高が496億500万ドル(約6兆1000億円)、純利益が106億7700万ドル(約1兆3000億円)で1株利益は1.85ドル(約230円)となりました。市場の予測を上回る好決算を反映して、Appleは1株あたり0.52ドル(約64円)の配当を割り当てる予定です。





Appleの売上高の推移はこんな感じ。例年、iPhoneシリーズが発売されるQ1(10月から12月)に大きく利益が上がり、Q4(7月から9月)まで利益が減少するというパターンであることが分かります。ただし、2015年Q3決算は、Q3決算同士で比較しても圧倒的な利益を上げており、iPhone 6/6 Plusの大成功ぶりをまざまざと見せつける結果となっています。





Appleの収益に大きく寄与する「iPhone」「iPad」「Mac」の3本柱の販売動向を示したグラフはこんな感じ。ほとんど販売数が変わらないMacに対してiPhoneの販売数は前年度の同じ四半期と比べると爆発的に増加中。





以下はベネディクト・エバンス氏がツイートした、iPhoneとiPadの販売台数の推移を表したグラフ。iPhone 6で加速を強めたiPhoneに対して、iPadは近年、徐々に販売台数を減らしていることがよく分かります。





iPhoneの2015年第3会計四半期(4月から6月)の販売台数は、iPhoneが前年同期比35%アップの4753万台、iPadが18%ダウンの1093万台、Macが9%アップの480万台。しかし、Apple Watchの「Other Products」については具体的な販売数を示していません。





AppleはこれまでApple Watchについて具体的な販売数を一切明らかにしていませんが、今回の決算でも発表されず。あれだけプロモーションに力を入れて、ジョブズ亡き後のApple初の新製品として鳴り物入りでデビューしたApple Watchですが、徹底的に販売台数を明らかにしないことに何か特別な理由があるのか、非常に気になるところです。参考程度に、どれぐらい近い数字なのか根拠は不明ですがCanalysの予想によるとApple Watchは420万台ほど出荷されたのではないか?と予想されており、これが事実ならウェアラブル業界ではトップの座についたことになります。



また、Apple Watchは2015年秋には各種機能を強化した「watchOS 2」をリリース予定なので、もしかするとその際に実際のその時点までの販売台数や売上などの「勢い」を示す数値を発表する可能性もあります。



好きな写真をウォッチフェイスに設定・メール返信など新機能満載のApple Watch用新OS「watchOS 2」発表、2015年秋に提供開始 - GIGAZINE





Apple Watchをできるだけ売りまくるつもりはAppleにもあるらしく、以下のようにして矢継ぎ早に「Apple Watchはこういうシチュエーションでこんな感じで使えますよ」というムービーをYouTubeのApple公式チャンネルで公開しています。




なお、Apple Watchの販売動向がどうであれ、Appleが発表した第4四半期の予想では、売上高が490億ドル(約6兆円)から510億ドル(6兆3000億円)、売上総利益率が38.5%から39.5%ととんでもなく高い利益が継続する見込みです。




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