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クラウドのリスク&リターン

クラウド イラスト パソコン  - イラスト素材
(c) Ichiroイラスト素材 PIXTA



※これはあくまでも私見です。

クラウド技術の利点は、すでに皆さんご存知の事と思います。

AさんのPC、スマートフォン、タブレットPCなどの端末からサーバーへアクセスし情報を共有することで、最新の同期が簡単にできる事や、端末の処理能力やHDDやSSDの容量を気にせずに、契約したサーバー容量内での保存が可能な所が主な利点ですが、特に、物理的なバックアップのリスク分散がより注目されている事でしょう。

写真、購入した音楽データ、仕事上での資料等、常にサーバーに保存しバックアップされている状態で、利用者側の利便性や安心感に遡求する試みとも言えます。

具体的にはGoogle、Apple、Amazonなど、すでにクラウド化実現の段階にあります。

しかしながら、クラウドのもたらす利益とリスクを天秤にかけると、現状はまだまだリスクが高いと思われます。

実証事例を見てみましょう。

本文続きは下記



つい先日Appleが新たなサービスを開始しました。
以下、記事写真はITmediaより引用


ITmediaが報じている通り、この新サービスの特徴はiCloudに音楽データをわざわざアップしなくても同期してくれる事が、GoogleやAmazonとは一線を画すものとなっています。

ジョブズ氏も、生前からiTunesやiPodから始まった音楽配信ビジネスの先にあるのは、クラウドビジネスによる、「いつでも、どこでも」、「より簡単に、よりシンプルに、より快適に」、欲しい情報や音楽が得られる環境を整える事だと見据えた上で、MacからiPadやiPhone事業により一層のリソースを投入してきたことは容易に想像できます。

Appleは今後も積極的に、クラウドビジネスを進めて行く事でしょう。

しかしながら、Amazonにおける脆弱製が発見されたことで、クラウドに対する安全性がまだ保証された訳ではないと思います。

この記事のとおり、研究チームによりクラウドアカウントの乗っ取りが可能である事が実証されました。
また、Appleにおいても、iPhone4Sの発売直後から、常にサーバーにアクセスしなければいけない「Siri」サービスにおける不具合や、iOSアップデートの不具合など、まだサービスが始まったばかりとはいえ、信頼を失いかねない問題も起きています。

Googleのサービスの場合も同様で、一つのアカウントに様々なサービスが紐づいているため、通常のログインの手間等を考えると、非常に便利なのですが、一旦アカウント情報が漏洩したとたんに全てのサービスが乗っ取られる危険とも隣り合わせだという事です。

【結論】
セキュリティの脆弱製を狙い、クラウドのアカウントを乗っ取られると、そこに保存してある全ての情報が盗まれる危険性があるということ、ネット回線のトラフィックの増加による接続の不具合など、まだまだ発展途上である事を利用者は肝に銘じた上で、必要だと思われる対策を行い、自己防衛する他ないと思います。

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